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ベイ子の「千葉シティ 魅力見つけて感じ隊っ!」
B2階 ギャラリー6〜ギャラリー9
ギャラリー6は、音響効果に優れたギャラリーで、なんとここは階段になっています。そして階段に合わせた椅子を出すとホールに早変わり。毎月開催されているイベントの会場になります。正面の壁の両脇から入ってくる自然光がとても心地よいです。
ギャラリー7は、風景画家、原 雅幸さんの作品が展示されております。天窓から明かりが差し込み、壁と額縁の感じがよくて、しばらく丸椅子に座ってゆったり鑑賞してしまいます。
ギャラリー7の先には、ガラスの板が壁一面にあります。ここには建設に携わった方のお名前が書かれています。
ギャラリー8は、明るく白トーンのギャラリーから一転、暗い黒トーンのギャラリーに変わります。
「新 私の代表作展」と称されて14人の巨匠や中堅作家の大作(100号以上)が展示されておりました。音声ガイドと丸椅子が作品ごとにあり、作家本人の作品についての想いを聞きながら作品をじっくり楽しめる貴重な経験も味わえます。
入ってすぐ左側には、なんとプロジェクションマッピング仕立ての作品があったり、
ここのフロアに展示されることを想定して描かれた作品までもあります。
ギャラリー9は、明るい白トーンのギャラリーに変わり、若手女性作家が描いた女性像の大型作品が2点展示されてます。そして奥にエレベーターがあり、エレベーター内にも素敵な椅子がありました。
- ひととおり見て、どうかな?
- 今まで美術館で見るのって、昔からの名画を見るという感じが強かったのですけれど、ここで会った作品は現代の作品で、ほとんどの作家さんが現役だということが驚きでした。
- 巨匠の作品や有名な作品も見られていいですよね。
- ここに展示されることを想定して描かれたという作品を見た時、より空間にマッチしている気がして、贅沢な気分になりました。
- ホキ美術館大賞展もそうですが、展示される場所があるというのは、作家さんを育てますよね。
- 特別賞の投票もありましたね。ここに絵を見にきた方も投票することで作家さんを応援することになるのでしょう。
- 建物も展示の工夫、自然光、作家さん、そして写実絵画、全てが進化していく美術館なのですね。
- まさに、生きている美術館!
さて、ついにお待ちかね。ミュージアムカフェへ!
B1階 ミュージアムカフェ
可愛いミュージアムカフェの入口のディスプレイ。カフェに入っていくと
正面に大きなガラスの窓、そしてさまざまな形のデザイナーズチェアがあります。好きな椅子に座ってゆっくり休憩できます。
限定10食のハヤシライス(サラダとコーヒー付き1,500円)もあります。
営業時間 | 10:30〜閉館の30分前 ※毎週月曜日は午後4時に終了 |
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休業日 | 火曜日 ※ 火曜日が祝日の場合は営業し翌日休業 |
座席数 | 26席 |
実は、ミュージアムカフェに行く前に、チェリー隊長から「好きな作品をカフェで発表し合おう」と提案があり、ポストカードをそれぞれが購入しました。
現在展示されている作品の中から、私達3人が1作品ずつ好きな作品を紹介したいと思います。
- 2人とも作品は決まったかな?
- 今回の展示ではない、好きな作品も買っちゃいましたけど、決まりました。
- テラッチ隊員のは、なんとなくわかるかも。
- あ、わかっちゃったかな。
- で、ベイ子ちゃんは決まったの?
- 実は・・・まだ迷い中です。
- あらあら、なんかいっぱい持っているじゃない。
- どれがいいですか。
- ってばば抜きじゃないんだから・・・
- 本物は絶対これなんですけど、ポストカードでみるとこっちなんですよね。ポストカードでみるといいほうにします。
- では、私から。大畑稔浩さんの「石見の海−陸に上がった舟」です。
この絵が好きだな、と思って作者名を見るとほとんどが原雅幸さんと大畑稔浩さんのおふたりのもの。原さんの作品は以前行ったスコットランドやアイルランドの風景を思い出させ、狂おしいような旅愁を感じ茫然とします。大畑さんの作品も海の近くで育った身としては、小さかった時の母や祖母との浜辺の散歩を思い出せてくれて、こちらは郷愁を感じてしまいます。 - チェリー隊長やっぱりそうですか。
- 気に入ってましたもんね。私もそれ買ってます。
- では、次は私が出しましょう。五味文彦さんの「飛行計画−南風の囁き−」です。
- やっぱりー!解説聞いてましたもんね。
- 写実絵画はパッと見て、“写真みたいにリアルで凄い” というのが私の感想なのですが、この作品はそれだけに留まらず、絵を見た瞬間に、この女性に「一目惚れ」したような感覚になりました。女性の顔、動物、羽根なんかが描かれているのですが、この作品は描き進めるにつれて、空が加わり、南風が吹き、どんどん作品が変化していったそうです。
写実絵画の巨匠の一人、五味文彦さんは静物画が有名なのですが、この絵の作者名を見たら五味さんで驚きました!私にとってディープインパクトな作品です。 - 私は島村信之さんの「紗」です。はじめはベールに魅かれて近づいたのですが、近づくうちに天女の羽衣なのかなって思いながら、羽衣の透けた感じ質感を見ているうちに肌の色に吸い込まれてしまいました。島村信之さんの肌へのこだわりを教えていただいたのでより好きになりました。
最後までどちらにするか迷った原雅幸さんの「モンテプルチアーノ」は解説員さんもおっしゃってましたけど、どれだけみても飽きないですね。
グルメはまだまだ続きます。レストラン「はなう」へ
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