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ベイ子の「千葉シティ 魅力見つけて感じ隊っ！」
「６月」のテーマは？
- ベイ子ちゃん、おひさしぶり。今月はとっておきのところに連れてくよ。
- どこですか？この間連れてってもらったワインフェスティバルも良かったです！
- そうね・・・。このたびはワインじゃないんだな・・・同じ飲み物だけど・・・
- 飲み物？ってことは、この間オープンしたＰＡＲＣＯ屋上のビアガーデン！？
- （ワインじゃないからビールって・・・おいおい）。幕張のホテル群の足下に日本庭園があるの知ってる？
- 日本庭園！知らないです。公園があるなーとはなんとなく。
- 「見浜園（みはまえん）」っていうんだけど、そこに「松籟亭（しょうらいてい）」という茶室があり
- 抹茶ですねっ！ベイ子お茶好きです。作法はわかりませんが・・・
- そう。そして、露地から楚々と進んで、にじり口って狭い入口から入る本格的な小間もあるんだよ。そこに行ってみよう。
- うわ、楽しみ♪
- 成田空港とＴＤＲにもほど近い千葉市幕張エリアだから、これからますます外国人観光客がやってくるよ。そのためにも、しっかり「にっぽんの美」を体験レポートしようね。
- はい！
というわけで今月の「千葉シティ 魅力見つけて感じっ隊！」は
レポート開始！？
今回は、チェリー隊長とベイ子で、見浜園に向かいます。
見浜園は「幕張海浜公園」のCブロックになります。
海浜幕張駅からですと、海側に歩いて10分くらいです。
見浜園の周りの通りは何度も通っていますが、中に入るのは初めてなのでとても楽しみです。
Cブロックにある駐車場に車を停め向かいます。
チェリー隊長と受付・パークセンター管理事務所へ向かうと入口でお客様をご案内されている方を発見。
とても丁寧に園内の場所や時間をご説明されているその方が所長の上岡さんでした。
今日の取材のスケジュールを打ち合わせさせていただきました。所長さんが園内を案内してくださるというのです。なんと贅沢な！
日本庭園「見浜園」の入口
所長さんがパンフレットをふたりに手渡してくれながら、
- もともと見浜園は国際都市エリア幕張において訪日客に「日本の伝統文化に触れてもらう」ことを目的ととして作りあげられた重要なスポットですから、造園意匠や造作も本格的なんですよ。
- 本格的な庭園・・・すごいです。
- ベイ子は門の向こうに見える庭園に夢中です。
- 日本の伝統文化に親しんでいただける池泉回遊式庭園です。後ほどご案内させていただきますが面積も約1.6haあるのです。こちらにお進みください。
筋塀とゆるやかな曲線の大きな銅板葺のかかる門をぬけ、鞍馬石と金閣寺垣を左手に石畳を進みます。
庭園の中に入り込んだ（別世界にきた）という感覚を味わいはじめた頃
- ここは急に左に折れる造りになっております。
- あ、門から入って来てここで折れるのですね。
- 屈曲の意と呼ばれておりまして、茶の空間と外界とをここで隔離します。後ろを振り返っていただくと、もう先程の門は見えないのです。
- わ！見えない。（数歩戻ってみたりしている）
- なるほどですね。いよいよ幽玄隔世の茶の世界がここからはじまるのですね。
数奇屋造りの茶室「松籟亭（しょうらいてい）」
京都の北山杉を用いた数奇屋造りの本格的な茶室の松籟亭は、小間・広間・立札席などがあり、庭園を眺めながら茶会や句会を楽しめるそうです。
はじめに、立札席でお抹茶いただくことになりました。
- どうぞ。こちらへおかけいただいて。
- こちらも素晴らしいですね。
- すごい。美しいお庭ですね。（緊張してめずらしく小声）
- 一般のお客さまもここで気軽にお抹茶をお楽しみいただけます。うちのお菓子はこちらなんですよ。（お菓子の説明書きを渡してくれながら）
- あ、千葉虎屋さんなのですね。
- 季節に合わせてご用意しています。今は「青葉」ですね。
- 今まさに青葉ですね。
- お抹茶は、いろいろ試した結果、京都の宇治市にあるかんばやしのお茶をご用意しています。
- この庭園を眺めながら贅沢ですね。お菓子もお抹茶も本当に美味しいです。
- ベイ子ちゃん、わかりますけどのんびりしすぎです。取材続けますよ。
次は、千葉で発見！びっくりステキ空間「小間」へと続きます。
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