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千葉のレポート

百花繚乱列島 −江戸諸国絵師めぐり−@千葉市美術館

2018-04-15

あなたの知らない「ご当地絵師」に出会う旅 −というサブタイトルにもあるとおり、江戸時代中後期に各地で活躍した「ご当地絵師」を地域という切り口で、北海道から長崎までの実力派絵師の作品が集められた展示です。

仙台からは、菅井梅関・東東洋の「四大画家」、水戸は林十江・立原杏所、江戸は司馬江漢、名古屋は、田中納言・山本梅逸、鳥取は、土方稲嶺・片山楊谷、千葉は、鈴木鵞湖などの作品が並びます。

展覧会は、「百花繚乱!絵師列島への旅立ち ─ 北海道・東北・北関東ゆかりの画人たち」「江戸 ─ 狩野派以外も大賑わい」「東海道を西へ ─ 尾張・伊勢・近江」「京・大阪 ─ 諸派の爛熟と上方の版画」「中国・四角地方と出会いの地・長崎」の5章で、構成されており、前期162点、後期164点の計187点となります。

会場にあるマップから、絵師たちのつながりや人間関係も読み取ることができます。
各地のこれぞ!という絵師が集まっていて見応えのある展示ですが、なんと、巡回しないそうです。
興味のある方は、ぜひ千葉市美術館へお急ぎください。
大幅な展示替えがありますので、前期・後期ともご覧になることをおすすめします。


http://www.baywave.co.jp/modules/event1/?smode=Monthly&action=View&event_id=2155



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