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ちばの人間探訪

「幾つもの顔を持つダンディ」

(左画像)
 株式会社グリーンタワー
 代表取締役社長 林 昇志 氏

林氏、今年9月で御歳70歳。ホテル経営の傍ら、マラソンアスリートとしても有名である。これまでに、河口湖マラソンや、ハワイマラソンなど、国内外での大会で記録を残し、年齢別レースでは何度も優勝を成し遂げた。
ところが林氏の本格的なマラソンの始まりは、なんと40歳からだったという。
林氏は、高校時代、実は柔道部に所属。足が速かったため、一年間だけ陸上部に所属していた。そのまま続けていれば、オリンピックを目指していたかもしれない・・・高校でやり残してしまったという気持ちもあり、仕事をしながらマラソンを始めたのだという。
ちょうどその頃、林氏の経営する「みどり寿司」が軌道にのり、日本ではマラソンブームだった。
仕事の合間のトレーニング、約一年半ののち、神戸タートルマラソン世界大会に出場したのが、林氏のマラソンを始める本格的なきっかけとなった。

国際千葉駅伝・・・なくてはならない尽力者―

林氏の役職は株式会社グリーンタワーの社長のほか、千葉マスターズ陸上競技連盟会長、千葉市トライアスロン協会会長など、全てをあげると、記事か埋まってしまうほど。その数、約40職。
代表的なものとしては、国際駅伝を千葉に誘致し、トライアスロンワールドカップを幕張に誘致するにあたり尽力した。
今まで何も考えずに、テレビで見覚えのある風景とマラソンに、国際千葉駅伝を楽しんでいたけれども、実は林氏の誘致活動がなければ、ここまで親しみがわかなかったのかもしれない。

未来の千葉、林氏が思うこと―

林氏はスポーツ振興と、文化事業にも多く携わっている。今後林氏は、千葉県を「花の都」として、観光誘致を考えているという。『遊ばないと人間は思い出に残らない・・・』林氏のこの言葉が、とても印象的だった。
これまでも千葉のために様々な活動をしてきた林社長。これからの展望に期待を添えると同時に、林氏から物凄いパワーをいただいたような気がした。




(2004年4月)


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